キャリア形成論 第3回

コースの紹介とキャリア展望:経営システムコース

練習問題:受付は終了しました。

Q&A: 小テストの自由記述欄に以下の質問を記入されましたので,担当教員の知っている範囲で回答してみます。

Q1 経営システム工学において、文系と理系の科目は、どれくらいの比率で勉強したほうがいいですか?
A1 文系と理系の科目を取るべき比率には正解がありません。基本的には要卒単位を満たすために,経営システムコースの必修科目,また履修基準で定められる選択必修科目をすべてとらなければいけません。この上文系と理系をあまり断らずできるだけ多くの科目を取った方が望ましいです。

Q2 経営システムも数理情報もプログラミング関係の講義を受けると思うが、この2つのコースの講義に違いはありますか?
A2 経営システムコースと数理情報コースが多数の科目を共通しているが,必修科目はコースごとに異なっています。数理情報コースの必修科目が経営システムコースの選択必修または自由科目になる場合が多いです。科目が同じなら講義内容は同じです。

Q3 大学院では何系があるのか知りたいです。
A3  こちらのページで説明しているとおり,学類では経営システムコースと数理情報コースに分かれているが,大学院博士前期課程ではこの2つのコースをまとめて「数理・情報システムコース」となっています。全体的には理工学研究科は4つのコースに分けているが,現在の大学院教育内容を読むと,コース中心の教育より指導教員中心の教育となっていると私は理解しています。大学院設立した当初,文科省の要望に答えて,大学院を修了するために指導教員の授業だけでなく,他の教員の担当科目を数多く受講しなければいけませんでした。その後大学院のカリキュラムが数回改革されてきて,いまは指導教員の担当する演習などを履修するのがメインとなり,他の教員の担当科目を数科目履修すればOKです。この意味で,「大学院では何系があるか」というより,「大学院では何の教員がいるか」を考えた方がふさわしいかもしれません。