経営システム概論

授業概要とねらい

人、モノ、情報などを包含する経営システムについて、鉱業、建設業、機械や電子機器や食品などの製造業、小売や電力などのサービス業など様々な事例を通して理解を深める。また、それらの経営システムを設計、構築、運用、マネジメントするための方法を学習する。さらに、経営システムの評価事例を学習する。経営システムコースでの最初の学習とコース全体を概観するための科目である。

単位認定基準

(1)社会の中で機能する様々なものを、経営システムとして理解し、解説できる。
(2)経営システムの事例において、設計、構築、運用、マネジメントの基本構想を解説できる。
(3)経営システムの事例において、評価の方法を解説できる。
(4)社会の中に興味深い経営システムを見出すことができる。

授業計画

第1回 オリエンテーション(董)
第2回 ものづくり(工場)における管理技術と問題解決(筧)
第3回 自動車などのものづくり工場の事例(筧)
第4回 港湾物流システムの事例(樋口)
第5回 リテール産業GMS( General merchandise store)の事例(樋口)
第6回 病院内物流の事例(石川)
第7回 災害時の輸送ネットワークの事例(石川)
第8回 企業経営と経営情報システム(董)
第9回 企業経営とデータサイエンス(董)
第10回 マネジメント/マーケティングの事例(石岡)
第11回 技術マネジメント/技術マーケティングの事例(石岡)
第12回 環境配慮型の製品・サービスの仕組みの事例(西嶋)
第13回 環境配慮型製品・サービスの環境経済評価(西嶋)
第14回 経営工学と社会生活(董)
第15回 総括(董)

教材・教科書

なし。

参考図書

適宜紹介する。

授業外の学修、及び必要な学修時間

単位制に基づき、少なくとも60時間の授業外学修時間を必要とする。
講義を担当する教員から、経営システムを理解する上で推奨する論文などを提示するので、精読する。また、授業の後半では、社会の中で機能する経営システムの調査を行うので、事前に関心を持ったものについて机上調査を行うこと。さらに、学んだことを復習したり、発展的に考え学習したり、積極的に学習、探求する。

成績評価の方法

第2回から第13回の授業については、構成する6名の教員ごとに15点満点で評価する。15点満点の内訳は、授業への取組状況10点満点、レポートなどの提出課題を採点し5点満点とする。また、第14回と第15回の授業については、授業内での発表または提出課題を課し、その内容について2回分合計で10点満点で評価する。これら合算した評価点(100点満点)から、成績評価の基準に基づき行われる。

成績評価の基準

S:単位認定基準を満たし、かつ全ての項目で優秀な学習成果をあげた(90~100点)
A:単位認定基準を満たし、かつ多くの項目で優秀な学習成果をあげた(80~89点)
B:単位認定基準を満たし、かついくつかの項目で優秀な学習成果をあげた(70~79点)
C:単位認定基準を満たす最低限の学習成果をあげた(60~69点)
F:単位認定基準の学習成果をあげられなかった(~59点)

オフィスアワー

本科目全般については、今年度の本科目の幹事が対応する。対応時間は火曜の12-14時とする。面談を希望する際は事前にメールなどでアポイントを取るようにすること。また、上記の時間でも随時受け付ける。担当教員のオフィスアワーについては、各担当教員からお知らせがある。

授業改善・工夫

初学者である履修者に配慮しつつ、経営システムコースの教員ごとの専門性も加味し、社会の中で有効に機能している経営システムを具体的にイメージできるように工夫する。

経営システムコース懇談会と授業ガイダンス

8回目授業内容

企業経営と経営情報システム

理解問題

Coming soon。

参考サイト

9回目授業内容

企業経営とデータサイエンス

理解問題

Coming soon。

参考サイト