経営システム演習Ⅱ

この演習では、受講者が「製品開発」(担当:石岡、西嶋)、「生産システム」(担当:董、筧)、「流通システム」(担当:樋口、石川)の3つのテーマのうちの1つを選択し、選択したテーマに関するより高度な専門的知識や課題解決に向けた手法について、演習を通して理解を深める。また、これらの専門的知識や手法を活用して課題の解決策を提示するとともに、その解決策を検証・評価したうえで、課題解決に向けた更なる改善案を検討できるようなスキルを身に付ける。

  • 選んだテーマについてのより専門的な知識について習得する
  • 選んだテーマに関する課題の解決手法を理解・活用し、課題の解決策を考案することができる
  • 上記で得られた課題の解決策について検証・評価を行い、更なる改善案について考えることができる
  • 演習での課題や得られた解決策の有効性について、自身で論理的に説明することができる

演習に対する取り組み状況(50%)や演習での成果物(レポートなど)の内容(50%)で評価する。
演習での成果物の内容については、各テーマの担当教員から指示がある。

董担当テーマ:
Accessを用いた在庫管理システムの開発

目的:

  • 在庫管理手法の実用化能力を身につける
  • Word, Excelを超えて,より進んだITスキルを身につける
  • システム開発の実戦力を養成

演習内容:

  • 在庫管理,製品・部品データ管理とデータベース
  • Accessテーブルの定義とデータ登録
  • Accessクエリとデータ検索・集計
  • AccessフォームとVBAプログラム
  • SQLの理解と活用

将来の就職との関連:

  • 企業経営情報システムの企画・開発にかかわる専門職
  • 高いITスキルをもつ総合管理職

注意点:

  • パソコン操作に苦痛を感じる者は履修困難
  • 画面設計・作成やプログラムの編成などは独自で完成する必要がある

教室:

実験棟2階203生産システム演習室

役立つリンク

テーマ:テーブルの定義と入力フォームの作成

演習内容

  1. Accessファイルの新規作成
  2. Accessの画面構成
  3. テーブルの定義とデータ型
  4. 主キーの役割
  5. データ入力操作
  6. フリガナ,住所入力
  7. 入力フォームの作成

テーマ:在庫管理システムの構成と設計

演習内容

  1. 在庫管理システムの目的・役割
  2. 在庫管理システムの持つべき基本機能
  3. 在庫管理システムに保存すべきデータと具体的データ項目
  4. Accessを用いて在庫管理システムを開発する際行うべき作業内容

参考サイト